足場を組めない、組むほどでもない高いところへ、
ロープで直接手を届けます。
外壁の調査と補修、雨水の入り口の止水、塔屋の防水、看板の撤去、ガラス清掃。現地調査とお見積りは無料です。
お電話でのご相談は 082-237-1611 へ。建物の写真があれば、LINEでお送りいただくと話が早く進みます。
ロープアクセス(無足場工法)とは
建物の屋上などから2本のロープで作業者が降下し、外壁に直接手を届かせて調査や工事を行う工法です。1本は体重をかけて降りる作業用、もう1本は万一に備えたバックアップで、それぞれ別に支点を取ります。
足場や高所作業車、ゴンドラといった仮設を用意しないため、仮設の費用がかからず、着手までの日数も短くて済みます。前面道路や隣地に構造物を立てないので、足場が組めない建物、隣地や道路を使わせてもらえない建物でも作業できます。
ロープでできること

外壁の打診調査
望遠鏡や望遠カメラによる点検では、外壁に手が届かないため打診ができず、浮きの有無を確定できません。
ロープアクセスなら高所でも外壁に直接触れ、間近で目視し、打診棒で叩いて確かめられます。9階建てマンションの外壁調査は1日で終わりました。
詳しくは外壁工事のページをご覧ください。

外壁の補修と、雨水の入り口の止水
浮きや爆裂の補修、ひび割れの補修、外壁を貫通する穴やダクトまわりの止水を、足場を組まずに行います。
9階建てマンションでは3面の外壁を打診してから補修し、応急措置として張られていた落下防止ネットまで撤去しました。7階の貫通部の止水とパイプフードの取付は、現場での作業が3時間ほどでした。
外壁の補修はマンション・ビルの外壁補修、雨漏りは雨漏りの調査・補修のページをご覧ください。

人も資材も上がれない塔屋(PHR)
エレベーターの巻上機室や階段室がある塔屋の、さらに上の屋根(PHR)は、人や資材の出入りを想定して造られておらず、階段も脚立も使えません。
ロープアクセスの技術を資材の搬入に使い、築50年を超える9階建てマンションではPHRまで防水しました。
詳しくは防水工事のページをご覧ください。

看板の撤去と、窓ガラスの清掃
高所の看板の撤去は、通常なら高所作業車の手配や道路使用の手続き、電線の保護など、時間と費用がかかります。
ロープアクセスでは作業者2人がリュック1つほどの荷物で伺い、半日ほどで撤去できました。降下しながら窓の清掃を同時に行ったこともあります。
ガラス清掃はガラス清掃のページをご覧ください。
足場・高所作業車とロープアクセス、向いている工事の違い
- 足場・高所作業車 … 1か所だけの工事でも仮設一式が必要になる
- 組み上がるまで外壁に手が届かず、見積が概算になる
- 高所作業車は、電線・電柱・前面道路の状況によっては入れない
- そのかわり、安定した場所で作業でき、広い範囲を長い期間かけて施工する工事では効率が高い
- ロープアクセス … 屋上に支点が取れれば、仮設なしで降りられる
- 初日から外壁に触れて、数量を確かめてから見積れる
- 人ひとり分のスペースがあればよく、道路や隣地に構造物を立てない
- 1か所だけ、半日だけの小さな工事でも成り立つ
どちらが向いているかは建物と工事の範囲で決まります。足場や高所作業車のほうがよいと判断した場合は、現地調査の段階でそうお伝えします。
安全の考え方
- ロープは常に2本
作業用とバックアップ用のロープを、それぞれ別の支点から下ろします。1本が損傷しても墜落しない構成にするのが、ロープアクセスの原則です。 - 支点は現地で先に確かめる
専用のアンカーがなくても、躯体や設備の基礎など荷重を受けられる箇所が取れれば施工できます。取れるかどうかは現地調査で先に確認し、作業計画書とロープ荷重ポイントを提出します。 - 真下を通る人と車を守る
真下を人や車が通る現場では、落下物の危険がある作業のときに安全監視員を立て、時間帯を調整し、必要に応じて道路使用許可を取ります。 - 濡れた状態では降りない
雨の日は順延します。日程は天候を見ながら決めさせていただきます。 - 資格と装備
ロープ高所作業の特別教育修了者が在籍しています。装備は日本国内規格に加えて国際規格にも適合しているPetzl社製品を使っています。
ロープアクセスが使えない・向かない条件
- 屋上などに、ロープを固定できる支点が取れない建物
- 雨の日など、外壁やロープが濡れている状態
- 横に広い範囲を一度に施工する工事(何度も降下し直すため、効率が落ちます)
法人・同業者の方へ
管理会社様、塗装・防水・看板の工事会社様、建築士・調査会社様から、足場が掛からない部分だけのご依頼もお請けしています。詳しくは法人・同業者様へのページをご覧ください。
ご利用の流れ
- お問合せ
お電話、LINE、フォームからご連絡ください。建物の種類と階数、気になっている場所の写真があれば一緒にお送りください。 - 現地調査
ロープの支点、ゴンドラの有無、真下の通行などを確認します。作業計画書とロープ荷重ポイントも提出します。 - 報告書とお見積り
建物の状態を写真付きの報告書でご説明し、工法と工事範囲による費用の差もあわせてご提示します。お見積りの内容にご納得いただけなければ、そこでお断りいただいて構いません。 - 作業
屋上から降下して作業します。濡れた状態では降りないため、雨の日は順延します。 - 完了報告
必要に応じて作業報告書を提出します。