地下の飲食店様で、上階から続く雨水管のエルボや壁面から漏水し、壁にカビのような汚れが広がっていました。
以前に他社様が壁面の接続部へシーリング剤を注入して一時的に止めていましたが、原因を断っていないため5年後に再発しています。今回は抜本的な解決をご希望でした。ただし営業中は作業ができないため、使えるのは営業時間外の1日2〜3時間だけという条件です。
原因を特定する
調査のため配管のラッキング(保温材の外装)を撤去したところ、目視でも分かるほどの勾配不良がありました。
本来なら流れていくはずの雨水がエルボまで逆流し、接着部の劣化などによってエルボに溜まった雨水が漏れ出す、あるいは逆流した雨水が壁面に染み込む――こうして漏水と汚れが発生していたと確定しました。
シーリングで塞ぐか、原因を断つか
- シーリング注入による止水 … その場は止まるが、逆流そのものは残る
- 結果として数年後に同じ場所で再発し、費用が二重にかかる
- 雨水管の交換 … 勾配不良を解消し、逆流の原因を断つ
- 壁面はモルタルで埋め戻し、防カビ処理のうえ塗装仕上げ
営業に支障を出さずに終える
雨水管を交換し、壁面を元どおりモルタルで埋め戻しました。1日2〜3時間の作業を積み重ね、4日間で完了しています。営業日を止めていただく必要はありませんでした。
もとは質感のある漆喰壁でしたが、カビのような汚れがそれほどひどくなかったため、今回は防カビ剤の塗布と塗装仕上げとしました。仕上がりは未塗装部分との境目が分からないほどで、壁面全体をやり直すより費用を抑えられています。
営業時間や入居者様の生活に配慮しながら工事を進めることも、ISSEIがお引き受けしている仕事の一部です。まずは「何が原因か分からない」という段階からご相談ください。
施工の様子









