企業にとっての資金繰りの問題は、時に存続を掛けた死活問題になることもあります。

中小零細で地道に頑張っておられる方々はもちろん、大企業であっても一時的な流動資金の枯渇が倒産の危機を招くことは起こり得ます。

資金調達でメインとなるのはやはり金融機関からの借り入れ、融資になりますが、すでに限度いっぱいで新規の融資は望めない、担保に提供できる資産が残っていないなどで必要な資金需要に対応できないと、取引の継続が難しくなったり、信用の低下を招く事態になります。

そんな時に活用できるのが「ファクタリング」という資金調達手段です。

借り入れとは全く異なる次元のシステムですので、これ以上の融資は望めないと諦めている企業様でも資金調達が可能です。

しかも現金を手にするスピードは一般的な融資よりもかなり早く、 当社であれば最短二日で入金が可能です。

ここではファクタリングという資金調達手段について丁寧に解説していますから、ぜひ参考になさってください。

■ファクタリングは「売掛取引」を行う企業様が利用できます

ファクタリングは「売掛取引」を行う企業様が利用できます

日本国内のビジネスにおける取引では「掛取引」によるものが主流です。

新規の取引などお互いの信頼関係が醸成されるまでは取引ごとの精算を行うことも多いですが、継続した取引においては毎回現金で精算していたのでは手間がかかります。

ビジネスでは取引相手が複数になるので、多方面の取引に対応できなければなりませんから、一定の時期にまとめて清算する掛取引がよく用いられます。

自社が商品を売る立場として考えると、相手方からの入金までにタイムラグが生じることになり、支払いサイトが長くなると入金まで二カ月近くもかかる、ということも珍しくありません。

その間には、逆に自社が買い手となった取り引きの支払い期日が迫ることもあります。

支払いができなければ自社の信用はガタ落ちで、その取引相手との今後の取引を断られたり、「あそこは支払ができないくらいまずい状態だ」とうわさが広まれば業界内での取引を敬遠される事態となってしまいます。

手形取引において期限までに当座預金口座に入金できなかった時も同様ですね。

こうした時には、自社が保有している「売掛債権」を現金化することで窮地を脱することができます。

売掛債権を譲渡して現金化するのがファクタリングで、海外ではすでに一般的ですが日本国内でも利便性が高いことからよく利用されるようになってきました。

■借り入れや融資と何が違う?

借り入れや融資と何が違う?-1

ファクタリングは借り入れや融資とは全く異なる次元の取引です。

一般的な借り入れや融資の場合、貸し付ける元金の額や利息を設定して、期限までに弁済する金銭消費貸借契約という種類になります。

一方ファクタリングは債権の売買取引ですので、融資のように「弁済」や「利息」などの概念自体がありません。

イメージとしては金券や家財などを売却する感覚に近いものがあります。

以下で、上記以外の具体的な違いを挙げてみましょう。

会計上の赤字が増えない

企業の成績表ともなる 借対照表は赤字が増えると信用面で何かとリスクがあります。

融資を受けると赤字が増加してしまいますが、ファクタリングは債権を譲渡するだけですから赤字が増えることはありません。

②担保や保証人が不要

融資を受ける場合、通常は担保の提供か保証人の用意が必要です。

融資元の金融機関のリスクを考えると仕方のないことですが、これらを用意する側としては大変です。

実際にはこれまでの融資取引ですでに担保や保証人を設定してしまっていて、担保物件の余裕枠がなかったり、保証人になってくれる人がもういない企業様も多いと思います。

ファクタリングは売買取引ですから担保や保証人といったものは用意して頂く必要はありません。

③入金まで時間がかからない

一般的な融資は審査や調査に数週間かかることも多いです。

現実のビジネスでは「数日後までに支払いが必要」ということも多いので、目の前の資金需要に対応するのは難しいでしょう。

ファクタリングは債権の取引ですから融資のように審査に長期間を要しません。

数日の間にスピーディな入金が可能ですので、急な資金需要に即座に対応できます。

④信用情報に影響がない

信用情報機関の一部は法人の情報も扱いますので、借り入れ状況や返済の焦げ付きなどの情報は信用調査で公開されてしまいます。

これらの情報はあくまで借り入れや融資の取引を扱うものですので、ファクタリングの利用状況などが登録されることはありません。

全く別世界のことですので、逆に言えば仮に融資の弁済を焦げ付かせてしまい金融ブラックとなってしまった場合でも、ファクタリングの利用はできます。

■特殊な売掛債権でもOK

特殊な売掛債権でもOK

当社が扱う売掛債権は一般的な商社間取引におけるものだけではありません。

各種病院やクリニック様、調剤薬局様、あるいは介護事業所様など、医療・介護系の業種における売掛債権も扱っております。

医療・介護系の場合、診療報酬や調剤報酬、介護報酬を各支払基金に請求しますが、入金までに約45日もの期間を要します。

支払基金に対する請求権は商社間取引における売掛債権と同じように、価値のある財産として見ることができます。

当社ではこういった特殊な債権も取り扱いが可能ですので、病院やクリニック、薬局や介護事業所様も資金需要が発生した際には当社のファクタリングサービスをぜひご検討ください。

■タイプ別 ファクタリングのスキームを確認

ファクタリングは売掛債権の譲渡(売買取引)ですが、実際のファクタリング契約のスキームを確認します。

ここでは一般の商社間の取引を例に見てみましょう。

ファクタリングは以下のように大きく二種類のタイプに分かれます。

自社、取引先、ファクタリング業者という三者(三社)の登場人物がいることを念頭において読み進めてください。

①二社間ファクタリング

二社間ファクタリング

二社間ファクタリングは上記の登場人物のうち、自社とファクタリング業者だけで進めるタイプです。

売掛債権を保有する企業がファクタリング業者にその債権を売るというシンプルな構造です。

取引先の業者はこの取引関係には入ってきません。

「これを売りたい」「買いましょう」という合意だけで成立するということですね。

取引先にファクタリングの利用を知られることがないのが大きな利点です。

ファクタリングの利用を知られてしまうと、「資金繰りの危うい会社」という目で見られてしまうので、信用面の低下を避けたいのであれば二社間取引が有効です。

その代わり後述する手数料の面では高くなってしまうので、どちらを優先するか考える必要があります。

二社間取引の場合、実際には以下のような手順で取引が進行します。

1、売掛債権を譲渡

2、ファクタリング業者が債権を譲渡した会社に買取金を振り込む

3、通常の取引スキームに従って、取引先が自社に売掛金を入金

4、自社がファクタリング業者に手数料を支払う

②三社間ファクタリング

三社間ファクタリング

三社間ファクタリングは取引先(売掛先)の企業も契約当事者になります。

つまり取引先の合意を取ったうえで、関係者全員の合意の元でファクタリング契約を結びます。

取引先には当然ファクタリングの利用を知られてしまいますが、これが特に問題にならない場合は取り引きの安全性の担保は抜群です。

その分ファクタリングの手数料が下がるので、ケースによっては検討する価値が高くなります。

三社間取引の場合、実際の実務は以下の手順で進みます。

1、売掛債権を譲渡

2、ファクタリング業者が債権を譲渡した会社に買取金を振り込む

3、売掛先がファクタリング業者に売掛金を入金

4、ファクタリング業者が手数料を精算したうえで剰余金を債権譲渡会社に入金

二者間取引との違いは、売掛金の入金が取引先からファクタリング業者に直接なされるところです。

二社間では一旦自社(債権譲渡企業)を経由しますが、三社間では直にファクタリング業者にお金が流れるところに違いがあります。

■ファクタリングはノンバンクがおススメ

ファクタリングはノンバンクがおススメ

ところで、ファクタリングサービスは実のところ銀行などの大手金融機関でも取り扱っているところはあります。

しかし銀行系のファクタリングは我々ノンバンク系のサービスと比べると使い勝手が非常に悪く、ほとんど検討されることがありません。

まず、銀行系のファクタリングは償還請求権の有るファクタリングであることが多いです。

償還請求権とは、売掛先である企業が倒産して売掛金の回収が不可能になった時に、債権を譲渡した企業に対して銀行がその肩代わりを要求できる権利です。

償還請求権がある取引では銀行の安全は強く担保されますが、債権を譲渡する企業にとっては全く逆で大きなリスクです。

我々ノンバンク系のファクタリングではほとんどが償還請求権の無い取引を提供しているので、断然ノンバンク系の方がおススメなのです。

償還請求権の無いタイプを「ノンリコース」ともいい、これが我々ノンバンク系の大きな強みの一つになります。

また銀行系は良くも悪くも慎重で安全性最優先で考えるので、調査や手続きにいちいち時間がかかります。

同じファクタリングでもノンバンク系より相当長く審査に時間を取られてしまうので、ファクタリングの利点である迅速な取引ができないのです。

この点からも銀行系のファクタリングは敬遠される傾向にあります。

■ファクタリングの手数料について

ファクタリングの手数料について

ファクタリングの利用にあたっては、ファクタリング業者に手数料の支払いが必要になります。

当社では具体的な手数料の算定は個別事案で総合的に判断させて頂いておりますが、譲渡される債権の価額や売掛先の信用度、当社の利用歴その他諸々の事情の一切を考慮して算定をしております。

はっきり申し上げられるのは、三社間取引の方が二社間取引よりも手数料はかなり抑えることができるということです。

かなり大ざっぱな目安ですが、三社間取引の場合の手数料は1%程度~、二社間の場合は10%程度~と見て頂き、実際の個別案件ではこの数字から変動が出るとお考え頂ければと思います。

■一部の悪徳業者には注意してください!

一部の悪徳業者には注意してください!

ファクタリングは貸付業に代わる新しい手法として、金融ビジネスの中核を占める可能性を持っています。

現在は融資よりも法規制が弱く、一部の悪徳業者も参入がしやすいことは否めません。

我々のように適正に事業に取り組んでいる事業者は企業としての透明性をつまびらかにして公表していますが、悪徳事業者は責任の所在をあいまいにするため事業所の所在地や代表者の氏名を明らかにしていないことも多いです。

ファクタリングの利用を検討する際には、こうした一部の悪徳業者に接触しないように十分に注意を払って頂きたいと思います。

当社は全国から電話やメール、ファックスなどを使ってご利用いただける環境を整えていますので、お近くに所在されない事業者様でもご利用いただけます。

お問い合わせ、ご質問だけでも喜んでお答えさせて頂きますので、是非ご検討くださいませ。